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COLUMN

コラム

このブログはこんな方にオススメ

  • 今後ShopifyでECサイトの新規作成やリニューアルを予定されている方
  • Shopifyが気になっているが決め手にかけていて、情報を集めている方
  • Shopifyの実際の使用感が知りたい方

 

今回はECサイトをShopifyで最近リニューアルした運営者目線も交えて、分かりやすく解説したいと思います。

 

 

Shopify(ショッピファイ)とは?

Shopify

出典:Shopify

 

全世界で注目され伸びているECプラットフォームです。

アマゾンキラーと呼ばれ、ネスレやレッドブル、ORION BEER(オリオンビール)、Tabio(タビオ)といった大手企業から新規立ち上げの個人事業主までと幅広い規模感のショップがShopifyを使用しています。

利用ショップ数は、世界175ヵ国で170 万 以上のショップが利用していると言われています。

 

さらに成長率が高く、

●流通総額(GMV)は2019年比323%増で成長率は、他国に比べても高い

●国内だけでも前年比228%増の新規出店数の伸び率は、他のマーケットの中でも上位

引用:PRTIMES

 

とのことで、伸び率がすごいです。

 

実際にShopifyのキーワード検索数を5年で見てみるとこれだけ伸びています。

参考:Googleトレンド

 

 

なぜ、Shopifyは人気なのか?3つのポイント

ポイント1)シンプルな操作性

Shopify商品登録

出典:Shopify(商品登録ページ)

 

ShopifyでECサイトを開設すると初期費用は不要で設定も数分で終わります。

サーバー準備も不要で、毎月の支払いは3つのプランから選ぶだけです。

ECサイトのデザインはUIUXに優れた美しいテンプレートから選んで作れるので、デザイナーがいない企業や個人の方でも簡単にショップを開設できます。

また商品登録画面やブログ画面も直感的に操作できるデザインになっています。

 

ポイント2)機能の網羅性

Shopifyアプリ

出典:Shopify app store

 

Shopifyはテーマと呼ばれるサイトのテンプレートにアプリを追加して使用することが多いです。

アプリは有料・無料あわせて5,000点以上あり、ECサイトの成長フェーズに合わせて、まるでスマートフォンにアプリをインストール削除するかのように簡単に付け足したり削除したりができます。

実際にHTML/CSSなどのプログラミング知識がない私でもアプリの追加削除ができました。

 

また集客面ではSNSとの連携がスムーズ。

ブログにタイトルやディスクリプションの登録も可能です。

 

店頭での決済や在庫管理といった、ショップ運営をする上で大切なバックヤード部分の対応もしています。

Shopifyを利用すれば複数の管理画面を開かずに1つの管理画面で必要な情報を登録・確認できます。

 

ポイント3)コスパ抜群

Shopifyではショップ開設にあたり初期費用はかかりません

毎月の固定費は3つのプランから選べます。(下の章で詳しく説明します)

 

1番ミニマムのベーシックプランですと毎月29ドルなので、約3,000円で使用できます。

登録アカウント数に制限はありますが、日々の運用に影響する機能「商品登録数は無制限」「クーポンコードの発行」「かご落ち対策」「SNS連携」「スマホ対応」などは含まれています。

 

別システムで導入するこもと多いかご落ち対策やクーポン発行が月額費用内に含まれ、さらにサーバー代とサーバーメンテナンス代も含まれているのはコスパが良いと言えます。

 

 

Shopify(ショッピファイ)のメリット

メリット1)低コストではじめられる

初期費用は無料、月額は3つのプランから選んではじめられます。

14日間のお試し期間も用意されているので、まず操作して判断したい方にも安心です。

※ドメインはショップで取得して設定する必要があります。

 

Shopify利用料金

参考:Shopify

 

 

メリット2)決済面の充実

Shopifyを利用するとSYOPIFYペイメントという決済サービスを利用できます。

プランのランクが上がる毎に手数料は少なくなり、以下図の通りです。

 

Shopify決済サービスSHOPIFYペイメント

参考:Shopify

 

Shopifyでは、SHOPIFYペイメント以外にも他社決済サービスとの連携もスムーズです。

連携できる決済サービスはご覧の通りです。

 

Shopify決済アプリ

 

参考:Shopify

 

 

メリット3)セキュリティの高さ

参考:Shopify

 

ShopifyはPCI DSS レベル1に準拠しています。

 

PCI DSSは「Payment Card Industry Data Security Standard (ペイメント・カード・インダストリー・データ・セキュリティ・スタンダード)」の略称です。

2004年に国際カードブランドのAmerican Express、Discover、JCB、MasterCard、VISAの5社によって策定されました。

こちらは、お客様がクレジットカードで安全に取引できるように策定されたセキュリティ基準です。

このPCI DSS レベルは4段階あり、Shopifyは最も厳しい基準のレベル1を満たしています。

 

 

メリット4)美しいテンプレートデザインが豊富

Shopifyではデザインテンプレートを「テーマ」と呼んでおり、無料と有料の豊富な種類から選ぶことができます。

 

Shopifyテンプレート

引用:Shopify

 

テーマを利用しながら、部分的にHTML/CSSを編集してカスタマイズも可能です。

 

弊社のECサイト『サロンプラス(https://salon-plus.net/)』もテーマ選定後に、カスタマイズをして制作しました。

Shopifyのテーマを利用することでページデザインの制作時間を圧倒的に短縮でき、意思決定から素早くショップを開設できます。

 

 

メリット5)広告とSNS連携がスムーズ

Shopifyでは、Googleショッピング広告やインスタグラム、Facebookとの連携がスムーズにできます。

 

具体的な連携方法は、Shopifyの管理画面からSNSのアプリを追加してID・PWを入力するのみ。

Googleショッピング広告の無料枠はアプリを追加し設定すれば、商品マスタと連携して自動で配信できます。

 

またSNSも商品マスタと自動連携しているので、新商品をShopifyに追加したら自動でSNSのショッピング機能を利用できます。

新商品の販売時にスピード感をもってプロモーションができます。

 

ShopifyとGoogleショッピング

参考:Shopify

 

メリット6)バックエンド業務の効率化

 

Shopifyバックエンド業務

参考:Shopify

 

Shopifyの管理画面からは以下のバックエンド業務がまとめて行えます。

  •  商品のコレクション(カテゴリ)登録・編集
  •  商品の登録・編集
  •  決済方法の設定
  •  配送料金の登録
  •  注文状況の確認
  •  ショップの分析レポートの確認

 

注文は配送や決済ステータスで絞り込みができるので、今日発送する注文や決済待ちの注文を一発で確認できます。

実際に受注対応をしていて便利なのは、①注文に対してタグ登録ができること ②1注文ごとにタイムラインを残せることです。

注文や顧客にタグ登録しておくことで分析がスムーズにでき、またメール配信アプリのトリガーにも使えます。

タイムラインは複数人が受注に関わる場合、メンションを付けてやり取りができるのでオペレーションに便利です。

 

ショップのストア分析は、「リピーターの割合」「コンバージョン率」「平均注文金額」「売れている商品」などの必要数字を画面上で確認できます。

 

 

メリット7)配送・在庫管理の効率化

ShopifyPOS

出典:Shopify POS

 

実店舗も持っているショップはShopify POSアプリを使うことで、実店舗での決済とオンライン上の顧客データが自動連携され、一括で管理することができます。

例えば店頭で商品を買ったお客様に対してメルマガの配信が行え、オフライン・オンラインでの購入も1顧客として管理ができるということです。

また、Shopifyは、国内ですと日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便の利用、海外への配送ではFedEx、UPS、DHLなどの世界3大配送会社を利用できます。

配送料金も重量やエリアごとに変更ができ、個別の商品は固有の配送ルールを設定することもできます。

 

 

Shopify(ショッピファイ)のデメリット

デメリット1)説明文章が英語だけの時がある

クラビヨ

出典:Klaviyo

 

Shopifyの管理画面は日本語表示に変更できますが、サードパーティーアプリ(Shopifyではなく第三社が開発したアプリ)や詳細の説明ページは英語だけの時があります。

自動翻訳をすると意味が分からない感じになることもあり、英語ができた方がスムーズに利用できます。

実際に私もメルマガ配信アプリの管理画面が全て英語なので調べながら使用しています。

 

デメリット2)サイトのカスタマイズには専門知識が必要

テンプレートから簡単にECサイトが作れるShopifyですが、そこからカスタマイズする場合はHTML/CSSなどコーディング知識が必要になります。

またテーマをカスタマイズするとアプリのインストールに干渉する場合があるので、専門知識が必要です。

 

 

おわりに

Shopifyのメリット・デメリットはいかがでしたでしょうか?

実際に6か月運用している感想としては、3日程で管理画面に慣れたので使いやすいとうこと。

日々の売上確認や何が売れているか、リピーター比率も管理画面ですぐに確認ができるので、分析のためにExcel加工していた時間が無くなりました。

 

Shopifyから定期的にメルマガが送付され常に情報がアップデートされるので、情報に敏感な方には楽しく魅力的なプラットフォームだと思います。

 

今回のブログでShopifyのメリット・デメリット、使用感が伝われば幸いです。

 

 

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