こんにちは、東京支店の上野です。先日ホットペッパービューティー(HPB)が値上げされましたね。一部のサロン様では数十万円の負担増になったそうです。基本料以外にも売上の2%が手数料として発生します。
HPBは最も集客力のあるツールの一つです。非常に高い効果が見込めます。しかし、集客力のあるサイトはライバルサロンも利用したいところ。より集客をするために、同じようなメニューで値下げ競争に陥っている部分も見られます。
そこで、HPBの集客力を最大限に活かしつつ、値下げしないで集客する方法を考えました。
メニューを法的に保護!ブルーオーシャンメニューで他サロンとの究極の差別化
あなたのサロンのメニューを商標もしくは特許という形で法的に保護します。
例えば・・・・・
・「似合わせ小顔カット」等メニュー名で商標を取る。
・「○○カット」等独自の技術で特許を取る
といった方法です。
商標だと・・・・・
「リバイスドライカット」(第5813904号)
「リクルートブラウン」(第5597134号)
「クリニックカット」(第5584401号)
「艶髪再生システム」(第5805920号)
など、数多く見つかります。ここ数年、商標を取るサロンは増える傾向にあります。
特許だと・・・・・
「ヘヤカット法」(特願平08-169741)通称「フレンチカットグラン」
「ヘアカット方法」(特願2012-512121)通称「ステップボーンカット」「小顔補正立体カット」
など、数は多くありませんが、特許を取得すると業界で非常に有利な立場になります。余談ですが、ディプロマ制度を確立し技術認定スクールなど新たなビジネス展開も考えられます。
こういった法的保護をすることで、他のサロンにメニューや技術を真似されない仕組みを作ることができます。すでに一般的な名称でも商標は取れる場合があります。(「似合わせカット)などチャンスかも?)
独自のメニューを作るという事は、他のサロンに真似される可能性がゼロになります。つまり、ライバルが存在せず、好きな料金で提供できます。ブルーオーシャンメニューの完成です。
ブルーオーシャンメニューにブランドをもたらすホームページ作り
HPB活用なのになぜホームページ作りなのか。それはこういった事実があるからです。「HPBユーザーはホームページも見て来店するか決めている!」のです。
これはとあるサロン様のホームページのアクセス解析ですが、HPBからの流入(訪問)がかなりの数みられます。HPBで「良さそう」と感じたとき、ホームページで行く理由を見つけるのです。
HPBはあくまで広告として見ていて、ホームページをより信頼してみています。だからホームページの充実は大切なのです。
そこで、HPBからの集客を最大化するために、ホームページでブルーオーシャンメニューの紹介ページを作り込みます。どんなメニューで、お客様をどう綺麗に変えるのか。どんな効果があるのかなど、詳細に伝えます。
実際のお客様の施術事例は必ず載せてください。複数載せるとより効果的になります。
ステップボーンカットのbefore→after
出典:http://sbc-a.jp/works/718.html
予約への流れを作る
ホームページで良いと感じてくれたユーザーを予約につなげます。電話予約はもちろんですがWEB予約もできると良いでしょう。自店のWEB予約で集客することが理想です。POSオプションの予約システムや弊社サービスの「レコサロ予約」などがこれにあたります。
しかし、HPBからの流入ユーザーは、またHPBに戻る傾向もありますのでそれを考慮しておかなければいけません。(HPBはユーザーにとって便利なサイトである事は間違いありません) HPBに向けてWEB予約のリンクボタンを設置するホームページに関しては、通常の顧客や新規客も他サイトに流出するという覚悟も必要です。
こういった流れの展開をすることで、ホームページに流入したユーザーの入口がどうであれ、‘ しっかりとした価値 ’ を感じてもらえれば ‘ 価格競争 ’ から抜け出せる可能性がでてくるのではないでしょうか。
まとめ
強力な集客力を誇るHPBで値下げをせず高単価で集客をするには
- 法的に保護されたブルーオーシャンメニューをつくる
- ブルーオーシャンメニューをホームページで施術事例をつけて詳しく紹介
仕組みを作るには半年~1年ほどかかりますが、一度作ってしまえば最強の差別化となります。ここ数年、商標を取るサロンが増えているので、水面下のトレンドとなっている可能性が高いです。どんどん激しくなる集客争い、ブルーオーシャンを作って勝ち抜きましょう。