既存顧客の失客に！？サロンのネット予約をクーポンサイトに頼る３つの注意点

こんにちは。レコサロ予約のレコサロくんです！
皆さん毎日テレビは見ていますか？番組の間に流れるテレビコマーシャルでよく見る美容室やネイルサロンを予約できるクーポンサイトの宣伝。

新規集客に抜群の効果があるので利用しているサロン様も多いのではないでしょうか？ただもしもサロンホームページからのネット予約をクーポンサイトに飛ばしているというあなた！要注意です！

実は知らぬ間に既存顧客の失客につながっているかもしれません。。。メリットもあるクーポンサイトですが、利用する際には注意点もあります。今回はサロンのネット予約にクーポンサイトを利用する時に知っておきたい３つの注意点を紹介します！

「クーポンサイトをばっちり使ってる！」「新規客がたくさん来てくれるから使うことの何が悪いの？」と思ったサロン様はぜひ一度読んでみてください。

クーポンサイトとサロンの考え方はこんなに違う！

まず下の図を見てください。クーポンサイトとサロンの考え方をまとめました。

簡単に言うと、サロンは生涯顧客を育てたいので自分のお店のリピート率を上げたいですが、クーポンサイトはクーポンサイトの利用率を上げたいのでお客様がお店に通うリピート率は全く関係ありません。

クーポンサイトはあくまでサイトの利用者を増やし、サイトの利用率を上げたいということです。

なので、あなたのお店に予約したお客様にも毎日メールマガジンで近隣の他店のお得な情報を配信し、サイトの利用率を上げようとお客様を誘惑します。

一度クーポンサイトを利用したことがあれば次から次に送られてくる安いクーポンのお知らせや、可愛いデザインの紹介メールの量にビックリしたことはないですか？

クーポンサイトはあくまで「クーポンサイトの利用率」を上げるのが目的ということを忘れないようにしましょう。

ネット予約のためにクーポンサイトを利用する３つの注意点

１、既存顧客を失客する危険がある

例えば、あなたのお店がホームページに「ネット予約はこちら」というバナーを作ってクーポンサイトにリンクを飛ばしたとします。
そうするとあなたのお店に通っている既存顧客がネットで予約をしたいと思ったら、クーポンサイトに会員登録をして予約をすることになります。

クーポンサイトに会員登録をするということは、お店の既存顧客をクーポンサイト会員として放出するということです。
クーポンサイトに会員登録をすると毎日他店のお得な情報が配信され、あなたのお店に通っているお客様に他店へ目移する機会を与えてしまいます。

２、既存顧客のネット予約分にも手数料を支払わないといけない

クーポンサイトに支払う料金の内訳は大体が「基本料」と「売上手数料」の合計です。今まで電話予約や次回予約をしていた既存顧客がクーポンサイトから予約をすると、既存顧客の予約分に関しても手数料を支払わなくてはいけません。
クーポンサイトの利用目的は新規集客のお店が多いと思いますが、このように既存顧客がクーポンサイトで予約をすると今までかかっていなかったコストが発生してきます・・・