多くのサロンが気づいていないリクルートのこと

ota-recruit

いつも感謝でいっぱいの東京支社営業部のヒロジことHIROJIです!

この時期になると多くご依頼いただく案件、それは・・・

『求人=リクルート』です!

現在の美容市場をみてみると、美容院の数は、全国で22万件以上あり、美容師の数は約48万人近くいる状態です!

多いですね~。数字だけ見ると美容師さんは、就職先に困るという事が無いですね。

また、現在では多くのサロンでトータルビューティー化を進めており、

多種多様な職種が増えてきたこともあって、働き方も、将来の方向性もマッチングがしやすくなったと言えるでしょう。

美容業界自体の仕事は、機械化することが難しい業界の為、今後も需要が無くなるという事はないですが、少子高齢化の影響もあり新規集客の難しさから低価格競争が更に激化する恐れはありますが、福祉などの分野でも美容師さんの活躍の場は増えるはずです。

また、日本の美容技術は日本クオリティーとも言えるサービス水準の高さがあります。

これを武器にし、市場を海外へ広げていくというサロンも出てきています。

また、2020年の東京オリンピックもあり、海外から国内へ多くの方が入国してきていることもあり、日本人以外に目を向けたサービスも今後は増えてくるでしょう。

しかし、ハードルもあり、言語取得や、文化の理解、世界中の人の髪質に対応する技術を磨く必要などもあります。

ともあれ、時代は『グローバル化』に向けて動いているため、避けては通れない道ともいえます。

さて、本題に戻りますが、美容業界は『人財育成業』です。

ota-.recruit3

人がいなければ、技術やサービスを届けることはできません。

ですから『求人=リクルート』が重要になるという事は、言わなくても分かることです。

苦労して美容師という国家資格を取得したのに、美容師にならないで他業種に進む学生も多くいます。

これは、業界紙もそうですがメディアの影響も多いのではないのでしょうか?

どの業界紙を見ても…

 

“美容業界は【新規集客が難しい】【リピーターが少ない】【来店周期が長くなっている】【客単価の減少】”

という文字が毎回のように書き綴られています。これでは、学生は将来のヴィジョンが描きにくいですし、ましてや親御様は大切な子どもに美容業界を勧めることもしなくなってしまいます。

先日、高校の教員をしている友人と食事をした際、今の美容業界についてどう認識しているかと聞いたところ、

【給料が安い】【将来性がない】【髪を切る場所】【労働時間が長い】【生徒には勧めにくい】等…

ネガティブワードばっかり!!!!!!

レセプション、ネイリスト、アイデザイナー等の職種を知らない!!!!!!

これでは、美容学生なんて増えないですよ!!!!!

ota-.recruit2

個人的には、将来を考え始める中学・高校という教育環境で生徒が将来の相談をするであろう教職員の方や、親御様に業界の良さや、職種などしっかりとアプローチすべきだと考えます。

もっというと、サロン内にアカデミーをしっかりと設け、高卒からの受け入れ態勢を作りはじめないと、

生き残れない時が来るような気がします。

次に専門学校用に紙の会社案内の制作依頼が多く寄せられるので、会社案内に連動したWEBサイト、つまりリクルートサイトの制作のご提案と運営のご提案をするのですが、「紙のパンフだけでいいので…」と言われることがほぼ90%です!

実際に美容専門学校に行ったら求人票の山!会社案内の山!山!山!ですよ!

木が生い茂る樹海からお気に入りの1本を見つけるようなものですよ!

今の学生さんは、WEBで情報を集めるプロフェッショナルです。

まず最初にWEBでサロンを見つけ、気になって初めて説明会の申し込みや求人票を見たりするでしょう。

パンフレットは、いわば説明会用の教科書とか補足資料の役割ともいえます。

ここで注意すべき点は、会社案内に記載してある矛盾や嘘をすぐに見破ります。

例えば、【隠れ家サロン】と記載しているのにクーポンサイトの上位に検索したら出てくる。

→隠れてないじゃん!よくわからないなぁ~…。

といったこと。コンセプトとずれているサロンに学生は来ません。

また、長々とした文章なんて読みませんし、基本デザインがオシャレでない会社案内は開きもしません。

多くのSNSの中でもインスタグラムやミックスチャンネル、YOUTUBE、twitter、LINEのスタンプなどが若者で流行っている背景をみると、『読む』のではなく、『見る』という文化になってきているということなのです。

動画の活用も大切です。

最近では美容室も少なからず動画を活用したりし始めていますが、ただ載せればいいというものではなく、内容が重要です。

店内案内や、スタッフインタビューなどはいいですね。今の時代でSNSを活用しないという選択肢はありまあせん。

どう使うかを考えなければ生き残れないのです。

まだSNSを「一時的な流行・ブーム」と考えている経営者の方がいるのでしたら、考え方を変えてください。

常に流行やトレンドの最先端をいくのが美容師!WEBのトレンドもチェックすることが大切ですし、求人にも必ず役に立つでしょう!


SNSでもご購読できます。