営業部の中田です。あけましておめでとうございます!皆様、昨年の2015年度は如何だったでしょうか?年比でもトントンまたは少しダウンしているお店が多かったのではないでしょうか?
弊社がお取引させていただいていてしっかりと去年のプロモーション計画を実行しているサロンさんは前年対比アップしているお店が多かったように思います。やはりしっかりとした計画と実行、更に次に向けての改善を行っているサロンは非常に強いです。
また今年からマイナンバー制度が実施されました、これにより社会保障や税など含め適正化されていく流れになります。美容業界でも社会保険に関しての加入率はまだまだ低くこれが指導をうけると、今まで未加入のサロンに関しては非常に厳しい経営状態になるサロンも多く出てきそうです。またリクルート(求人)に関しても更に厳しい状況が予想されます。
「今現在美容学生の数も減少傾向にあり」
参照:https://try-salon.jp/article/426
「それに対して、サロン数は増加傾向にあります。」
参照:http://careergarden.jp/biyoushi/naruniha/
増加サロンに関しては、小規模サロン・面貸サロン・低価格サロンの増加が多いのではないでしょうか?!
今後サロンが勝ち残っていく為に必要な5つの事!!
①地盤固め
再度原点に立ち戻り、理念・ビジョン・価値観等の見直しと社員に対しての落とし込み(共有)さらにSWOTなどのマーケティングフレームを使い自店分析を行うことで自店の強みの明確化する。
②財務改善強化
冒頭にもありましたようにこれからはどれだけ生産性をあげ、利益を残していくかが生き残りのカギです。どんぶり勘定ではなく一つ一つの経費の見直しが重要です。固定費の家賃でも専門の交渉会社がありますので相談するのもいいと思います。また広告費に関しても高いクーポンサイトの掲載費用対効果を検証し最適化することが必要になります。
③人材確保
求人はもうお金(広告)を払えば来るという時代は終わりました。相当な求人費を投下できるサロンは別ですが、求人活動に関しては地道に各学校(美容専門学校・高校)をまわり、先生や生徒に対してお店のアピールを行えるかどうかが重要です。地道なことですが結果を出されているサロンはほとんどしています。
④自力集客
ポータルサイトに頼りきりの集客を行っているサロンは今後危ないです。集客に関しても自力集客でどれだけのお客様を確保できるか?!が重要課題になってきます。
でもあったように自店の強みを明確化し、強みを顧客ニーズとマッチングさせプロモーションを行う、また紙媒体・HP・SNSなどのツールを効率よく使いユーザーに認知していただくことで、自力集客を行う事が重要になります。
⑤伸び悩むスタイリストの教育
今頭を抱えるサロンで多い課題の一つが、伸び悩むスタイリストをどう教育していくのか?という課題も多いのではないでしょうか。お店がポータルサイト中心で集客を行っていたサロンで特に多いのが、自力集客を行う事の出来ないスタッフが増えていることです。
まとめ
これからの時代少なくなる新規のお客様をどれだけ固定化に持っていけるのかが勝負になってきます。そこで伸び悩むスタイリストの教育ですがこれからのスタイリストには多様化が求められてくるのではないでしょうか。ヘアーメニューだけではなく、ケアメニュー・アイ・ネイル・店販等の複合メニューを行う事で売り上げを上げていくこともが重要になってきます。
この5つ以外にも大切なことは色々とありますが、前年反省課題を見つけ出し、今年どう乗り越えていくのか?!しっかりと検証を行い計画を立て行動していくPDCAが重要です。特に重要になってくる今年の春のプロモーションに関してどういった事を行うのか?迷った時にはまずアクション(行動)をおこしてください。本年もよろしくお願いいたします。