こんにちは、大阪デザイン部 高橋美月です。今回は、デザインのあれこれについてちょっと豆知識をお教えします!
デザインといっても色々なデザインがありますよね。ファッションデザイン、グラフィックデザイン、インテリアデザインなどなど。デザインといっても色々な種類が存在します。その中でも、ユニバーサルデザインって聞いた事はありますか?
たぶん、あまり知られていないであろう、「ユニバーサルデザイン」。
ではユニバーサルデザインって一体、何でしょうか??
ウィキペディア先生で調べてみると…
ユニバーサルデザイン(Universal Design、UD)とは…文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)。「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」が基本コンセプトとして作られているデザイン。
ん~、すごくまとまっているけど、ピンときませんね。笑
ではどんな物がユニバーサルデザインとして使われているか、例を見てみましょう!
「体温計」
わきに挟みやすい平らな感温部で、正確で安定した測定ができるようになり、検温結果を大型の液晶に表示して、誰でも読みやすくわかりやすい体温計です。これだと、子供さんからお年寄りまで使いやすい形ですね!
出典:http://www.omron.co.jp/press/2008/03/h0325.html
「スイッチ」
このスイッチは、最近ではよく見るスイッチですね。これも実はユニバーサルデザインなのです。従来のスイッチを思い出してみると、スイッチを押す面がとても小さくて押しにくいですよね。
暗い所でスイッチの場所を探すのもちょっと見つけにくいですね。新しいユニバーサルデザインのスイッチは、押す面積が広くて誰でも簡単に押しやすくなりました。
出典:http://blog.livedoor.jp/s_h_coop/archives/1194073.html
従来のスイッチ↓
「ペットボトル」
見ての通り、この写真すごくわかりやすいのですが、握りやすいユニバーサルデザインのペットボトル。よく見るペットボトルも握りやすさを考慮したデザインになっています。
出典:http://www.suntory.co.jp/news/2006/9343.html
「ドラム式洗濯機」
この写真もすごくわかりやすいのですが、誰でも使いやすい形ですね。車いすの方でも子供さんでも無理せずに洗濯物の出し入れが可能なユニバーサルデザイン。ドラムの中が見やすい事もポイントですね。
出典:http://panasonic.co.jp/ism/ud/01/04.html
「シャンプー/トリートメントのポンプ」
シャンプーとトリートメントがどちらかが分かるように触るとギザギザがついている物と付いてない物で区別できるようになっています。
元々は視覚障害者の為に考案された物ですが、髪を洗う時には目を閉じて前が見えない状態になるので、視覚障害がない人にもボトルを区別できるようになっているデザインです。
出典:https://www.waza.jp/idec/column/column_ud_2.html
実はこれもそうだったのか!と思うような物が多かったのではないでしょうか?誰でも使いやすいデザイン「ユニバーサルデザイン」は日常にたくさんあふれています!日常的に使っている物のデザインに目を向けてみると意外な発見があるかもしれないですね!
「日本初のユニバーサル認証店舗」
出典:http://ameblo.jp/pleasuresupport/entry-12042163117.html
運営元:http://www.b-newtomorrow.jp/
ユニバーサルサロン認証とは、発起人と株式会社ミライロさんが障害のある方や高齢者の方々が自然と入れるような美容室を創ろうという想いで考えて作られたそうです。
■ユニバーサルマナー検定
出典:http://www.universal-manners.jp/
ユニバーサルマナー検定では、障害者や高齢者へのサポート方法に関する知識や技術だけではなく、本当の当事者心理をお伝えたえされています。
今後の高齢化社会を考えた時に、美容業界でも出来る「ユニバーサルデザイン」の取り組みが必要になってくるのかもしれません。