肌の露出が多い夏が終わり、日に日に寒くなっていく秋空を眺めながら、散歩をしていたある日の午後...
向こうの方から、上下ジャージに首からタオルを掛けて、ウォーキングに勤しむオバちゃんグループを発見!ウォーキングに勤しむというよりは、お喋りに夢中になっている様子。これを見て、『もったいないなー』とすごく思いました。
そのオバちゃんグループがやっているのは、いわゆる“ながら運動”。
最近では、わざわざ運動する時間を取らなくてもできる、“ながら運動”に関連するダイエット器具など数多くあります。たしかに、何かをしながら、その時間を有効に運動に充てることで、ダイエットできたら、これ以上嬉しいことはないですよね。
でもやっぱり、どうせ運動をするなら、成果を出したい!!「痩せたい!!」と誰もが思うはず!!!!
「太りにくい身体・燃えやすい身体をつくる」をテーマに、あなたの太りやすい体質改善(ここでは、生活習慣や運動習慣を指します)を行ってみませんか??
ということで、学生時代にスポーツクラブでアルバイトをしていた経験を持つわたくし長井が、『簡単にできる!!太りにくい身体・燃えやすい身体作り』を紹介していきます。
太りやすい体質を知る
ダイエットをする上で必要なことは、二つです。「摂取量を調整するか、消費量を上げる。」食べ過ぎによる脂肪の蓄積からくる肥満と、蓄えた脂肪が上手く燃焼できないことによる肥満。
この二つが、皆さまが『ダイエットしなきゃ!』と考えさせられる主な原因だと思います。今回わたしが書く内容は、消費量をあげるつまり、「燃焼しやすい身体をつくる!」をテーマに紹介していきたいと思います。
「燃焼する身体をつくる!」に必要なのは、『基礎代謝』を上げること!!
基礎代謝とは、生きていくために最低限必要な生命活動、つまり内臓を動かしたり体温を維持するなどに使われるエネルギーです。
基礎代謝が高いということは、消費エネルギーが高いということ。つまり、動かなくても消費されるエネルギー量が多いということです。この基礎代謝が増えれば、脂肪などのエネルギーを絶えず消費していくので、太りにくい身体をつくることができます。
さらに、体重を落とすためのダイエットとは違い、基礎代謝を上げることで、燃焼しやすい身体に体質改善を行うので、リバウンドしにくい身体を作ることができると考えられています。
出典:http://www.travelrelaxenjoy.com
「太りにくい身体・燃えやすい身体」をつくろう!!
「太りにくい身体・燃えやすい身体」をつくるには、いくつかのポイントがあります。
1.筋肉量を増やす
基礎代謝の中で、一番消費量が高いのが、“筋肉”です。筋肉量を上げることで、基礎代謝を高め、エネルギー消費量を増やし、太りにくい身体を作っていきましょう。
2.脂肪分の少ないたんぱく質を摂る
運動後は、効率の良いたんぱく質の摂取を行う。上手にたんぱく質を摂取することで、太りにくい身体を作っていきましょう。
3.水を飲む
水を飲んでも体脂肪は増えません。新陳代謝を活性化し、老廃物も洗いながしてくれます。毎日、体重(kg)×40㏄を目安に水分摂取をしましょう。
筋肉量を増やし、基礎代謝を高め、運動後に効果的にたんぱく質を摂ることで、エネルギー消費量を増やし、効果的に太りにくい身体をつくっていきます。また、水を積極的に飲む習慣を身につけることで、新陳代謝の活性化、便秘の解消や肌の活性化を促進させてくれるので、併せてご紹介いたしました。
〜ついでの、トレーニング編〜
「呼吸と意識」
私が筋力トレーニングをする時に、注意していることを中心に、効果のある筋力トレーニングを行うために、注意していただくことお伝えしていけたらと思います。
トレーニングで注意するのは、「呼吸と意識」です。
トレーニング中は、常に呼吸に注意して行いましょう。特に、強度の高い(キツいトレーニング)をする時は、呼吸を止めてしまいがちですが、しっかり呼吸を行うようにしましょう。
基本的に、力を入れているときに息を吐き、力を緩めるときに息を吸うように、心掛けましょう。
出典:http://health.suntory.co.jp
次に、意識の部分ですが、運動をする際、使っている筋肉をしっかり意識しながら、トレーニングに励みましょう。最初のうちは、どこの筋肉が動いているのか分からないと思いますので、実際に動いているところを鏡に映して見てみたり、触って確かめるのもアリです!
トレーニングしているところに、意識を向けることが出来れば、効果的にトレーニング部位に負荷をかけることが出来ます。
「自分の限界」
効果的にトレーニングをする上で、必要なのが、自分の限界を超えることです。「もう、ここまでで限界!」と思った時に、どれだけプラスして頑張ることができるか。ここが、成果の差になってきます。
よく、トレーニングをする時に、回数を決めて、トレーニングを行うことがあると思います。
しかも、その回数については、専門書に載っている回数をそのまましてしまいがち。ですが、一人ひとり体力や筋力は異なります。自分自身の限界を知らずに、その回数を忠実に守っても、効果が出る可能性は低いのです。なので、自分の体力や筋力にあった、回数を決めてトレーニングをすることをおススメします。
そして、そのトレーニングの終盤に、必ず「あっ、もう限界っ!!!」という場面が出てくると思います。
その時に、「あと3回!あと5回」と自分の中でルールを決め、限界を突破してあげてください。
そうすれば、良い形で筋肉に負荷をかけられて、効果的なトレーニングができます。苦しいです、いやになります。でも、あと1回、あと3回と自分を追い込むことによる効果は絶大なものとなります。
以上のように、自分で続けられる範囲で、自己管理しながら「太りにくい身体・燃焼しやすい身体」をつくり、自分の体形や体重を管理してみましょう。