こんにちは!大阪制作部、河本です。
突然ですが、「カップヌードル パスタスタイル」をご存知ですか?
日本人なら誰もが知っているカップヌードルの新商品はなんとパスタ!
これだけでも興味をそそるのですが、今回この広告展開が面白かったのでご紹介します。
キャッチコピーは「イタリア人が認めなかったパスタ」?!
出典:http://www.cupnoodle.jp/pastastyle/
商品を売る時のキャッチコピーは「良い部分を言う」ことが一般的なのに対して、
この新商品は「本場の人が認めなかった」と言い切ってしまっています。
オフィシャルサイトでは、わざわざこのパスタスタイルのキャラクターがイタリアまで行って調査した動画も見ることができます。
この動画もまたよくできてるんです。
出典:http://www.cupnoodle.jp/pastastyle/
調査の結果、本場のイタリア人、86%が「パスタじゃない」と回答。
あ、あかんやん…
さらに具体的な意見を聞いてみると
出典:http://www.cupnoodle.jp/pastastyle/
つ、つまりどういうことだ…
パスタスタイルという商品なのにパスタじゃないのか…?
こんなこと言われてなおパスタと言い張るのか?
でもよく意見を見てみると、味は褒めてるみたい…
どんな味なんやろか…
と、まんまと思惑通りに進む思考回路。
出典:http://www.cupnoodle.jp/pastastyle/
出典:http://www.cupnoodle.jp/pastastyle/
かなり興味をひいたところで、「あなたもジャッジ!」という画面がでてきます。
WEB上で自分のジャッジを下すことができるシステムです。
ちなみに今の回答状況も見ることができるようになっています。
そしてもちろん、SNSへの導線もバッチリ。
ここで気になってtwitter上で「カップヌードル パスタ」と検索してみました。
話題になっとる!!!!
「確かにこれはパスタじゃない」「焼きそばみたい」「でもうまい」といったそれぞれの感想を書き込むユーザーたち。
そのツイートを見た人の興味をひき、更に購入へと繋げる…
まさにうまい戦略…うう…さすがです…
このようにtwitterやFacebookなど、SNSへ投稿された記事や画像、商品レビューなど、ユーザーによってどんどん作られていくコンテンツはユーザー参加型マーケティングと呼ばれます。
この戦略の強みは何と言っても、企業が宣伝費を払わなくてもユーザーが勝手に広めてくれるところ。
しかも、その全てが消費者自身の意見や体験談なので、「リアルで信憑性が高い」ということです。
ユーザーは他人の意見を参考にして購入を決めることができ、また自発的に感想を発信することで、次のユーザーに繋がる。
そして、ユーザーの生の声を聞き、次に向けてのデータ収集もできるのです。
じゃあ美容師でもそんな感じのこと、できるの?と思いますよね。
これは日清という大企業さんの企画だから成功する事例とも言えますが、美容師にも無関係の話ではありません。
美容師のSNS活用ももはや当たり前となってきた近年。
SNSでのユーザーによる拡散は、次のユーザーに繋げるための大切なポイントとなっています。
ケイアートでも、SNSの拡散ができる予約システム「レコサロ予約」をはじめ、情報拡散に特化したツールを扱うなど美容師がSNSを活用したり、時代に合った戦略を立てることが大切にしています!
あなたのお店に合った戦略で、もっと沢山の人にお店のことを知ってもらいましょう!!!