美容業界の方に知ってほしい!法律と美容院とアレルギー関係

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こんにちは、名古屋支社「田内」です。花粉の時期ですね。

自分は花粉症ではないですが、この季節は花粉のせいなのか肌荒れが凄いです・・・今は大丈夫でも、いつなってもおかしくないと言われる花粉症・・・花粉アレルギー怖い・・・

ここで美容に特化した広告代理店で働く一人として思う事が!!花粉アレルギーも怖いけどカラー剤のアレルギーも怖い!

「ヘアカラー 肌荒れ」検索っと・・・

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なるほど・・・更に知恵袋的なところを覗くと

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出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160301-00000513-san-hlth

 

めちゃくちゃ出て来ます・・・全部が全部、カラーが原因というわけではないと思います。やはりこうなってくると無視は出来ません。

調べによると被害報告は5年間で1千件以上だとか・・・ここでやはり気になるのが「どこに責任があるのか」

薬剤を作ったメーカー?

それを使用して施術した美容院?

それともどちらでもない?

パチパチ

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えっ!!

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(ノートからスマホになっているのは気にしない)

なるほど、ほとんどの場合が美容院に責任があるとされるみたいですね・・・

理由その1 PL法(製造物責任法)

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製造物の欠陥において損害が生じた場合の製造業者への損害賠償責任について定めた法律とあります。

なのでカラー剤には必ず、「使用前にパッチテストを行ってください」や「おかしな症状が出たらすぐに使用を中止してください」的な事が記載されているようです。

詳しくはこちら→製造物責任法

理由その2 パッチテスト(皮膚アレルギー試験)

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ヘアカラー施術の前にはパッチテストをする義務があります。

しかしパッチテストの結果がわかるのは48時間後になります。つまりカラーがしたくて美容院に来たのに、その日はパッチテストして、2日後にまた来てくださいになってしまいます。

何と不便な・・・

でもパッチテストを行っていないとなると、やはり責任は美容院にあるとされるのも納得です。

じゃあどうすればいいんだ!!

となった時にやっぱり、カラーを希望されるお客様にしっかりと、カラー剤のリスクとパッチテストというものがあるという事をお伝えし、それでも当日に施術を希望されるお客様には自己責任になりますという書類なども必要になってくるかもしれませんね!

自己責任だからといってアレルギーが出ていいというわけではないので、メーカーさんは「いかにダメージやアレルギーのない薬剤を作るか」美容師さんなら「いかに技術や薬剤の選定でダメージ、アレルギーを防ぐか」ということに日々努力されているのだと思います。

どこに責任があるのかという責任問題だけではなく、こういったことが起こる時には「よからぬこと」を考える人も出て来ます。

自分の聞いた話しでは、あるサロンさんで色んなメニューをやって、トリートメントなども一番いいものをご注文、その後「頭皮が荒れた、返金してください」というのが数件あったようです・・・

本当に美容院が原因で荒れたのか、そもそも本当は荒れていなくて初めから返金目当てだったのか・・・

調べる術はありませんが、こういった問題を避ける為にも今後様々な対策が必要になりそうですね!!


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