本当は間違いだったYDK!?「やれば出来る!」ではなく「やれば…。」

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ようやく春の陽気になってきました。この時期になると何故だか桜がデザインされた缶ビールに手が伸びてしまうんですね。

どうも“ワクワク×ドキドキ探究家”こと【ワクド探究家のHIROJI】です!さて、私は東京支社にて営業をさせていただいているのですが、最近の依頼で多いのが…

『どうしたら他のスタイリストやライバルと差をつけられますか?』という、美容師さんやネイリストさん個人からのご質問です。

今回は、この問題について答えてみたいと思います!

では、最初に想像してみてください。

“あなたのお店に間違いなくVIP顧客になってくれるという保証付きのお客様が来店するとします。

このお客様は、とてもこだわりが強く、偏屈で、口うるさい、いわゆる面倒なタイプだとします。

自分の作ったスタイルを見せても、他のスタイリストと差別化できませんし、かといって難しい毛髪理論を話しても五月蠅いという顔をするに違いありません“

困りましたね・・・。苦笑

ここですべきことは1つです!『まずはそのお客様の抱える面倒な悩み・愚痴・わがままを徹底的に喋らせる。』これにつきます。

話させれば話させるだけ、お客様と自分の間に信頼関係が自然と生まれ始めるのです。お客様が全てを話してくれることができたら揺るがない【担当】です。

その後は、わがままや、不満がどんどんきて、その全てが売り上げに直結するチャンスになるのです!

全てのお客様は胸の内に『なりたい自分像』を抱えているものです。

指名が多い売れっ子スタイリストやネイリストほど、自分の意見を言わず、お客様に話をさせています。

ですから、悩んでいる方はお客様にどんどん話をさせるようにしてみてください。どんなお客様も、悩みを抱えています。困りごとを抱えているからこそお客様なんです。

お客様の全ては『こうなりたい。こうしたい。』という欲求を持っています。それをなかなか伝えられず、自分でも何が悩みなのか整理できない方が多いんです。

 

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この欲求を理解し、したいことや、なりたい自分にしてくれるプロフェッショナルをポータルサイトや広告物で、お客様は常に探しているのです。

人の数だけ解決方法は異なります。ですから、プロとしてお客様の『こうなりたい。こうしたい。』を読み取り、無理なく導くアレンジ能力こそ本当に大切な仕事といえます。

どんな仕事も、アドリブも効かず、息が合わないような相手を担当にはしたくはありません。いかに合わせるか、そしてそのスタイリストやネイリストにどれだけの価値があるか、それを決めるのは、提供できた価値に対する対価を支払うお客様が決めます。

先日あるトップスタイリストの方にお話を伺ったとき、このように話されてました。

「誰も、ヘアカタログのようなモデルになれるとは思って来店されるわけではありません。そのお客様一人ひとりが思う理想像を、美容師が自分の価値観で判断することが多い。

お客様が本当に言いたいとしている心の声をしっかりと聞きとる事ができない美容師は、いつまで経っても指名なんてつきませんよ。」

面倒なお客様。

口うるさいお客様。

やりにくいお客様。

好みでないお客様。

こういうお客様は、他のお店やスタッフも嫌がるものです。お客様の言動に振り回されるのが嫌だからという理由で。

だからこそ、それをうまくコントロールする映画でいう名脇役というプロの技術があるのです。

技術だけでなく、人間力を身につける事の重要性に気付いた時、初めて次にすべきことが見えてくるはずだと、ワクド探究家HIROJIは思います。

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「やれば出来るようになりますか?」

「いいえ!できるかどうかはわかりません!けれど間違いなく言える事は、やれば伸びます!」

これは、ベストセラーになったビリギャルの著者である坪田信貴さんの言葉です。美容職は、人の人生を変えることができる素敵な職業です!

だからこそ、途中で諦めないで欲しいですし、できる限りのサポートをしたいですね!


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