グランクラス【ヘアドクター新ビジネスモデルセミナー】

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こんにちは。福岡営業部長の中田です。

先日、大阪の日航ホテルで弊社グループ会社グランクラスのヘアドクター新ビジネスモデルセミナーを福井県のLUCE嶋川和考氏を招いて行いました。

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美容業界の現状として、数ある課題の中でも今、集客・求人などが問題としてあげられますが、そもそも集客・求人をするにしても、サロンがどんな強みをもって取り組んでいるかがかなり重要になってきています。

現在美容室は全国に多数ありますが、地域のライバル店と明確な差別化をして、強みを持っているサロンはどれくらいあるでしょうか?

現状かなり少ないのでは無いでしょうか?

ユーザー側からすれば、どこのサロンにいっても同じ、カラーもホームカラーでもいい等々、サロンの強みの明確化やホームカラー等に対してのリスクの説明がされていないのが集客や客単価における原因の一つではないでしょうか?

 

求人に関しても、給料が安い!手荒れ!労働時間!などなど様々な問題がありますが、実情入るもの(売上)が少なければ、払いたいものも払えないというサロンオーナーの気持ちもわかります。

単価が倍に出来れば別ですが、現メニューのカットやカラーやパーマの料金を倍には出来ないのが現状だと思います。

一般企業と比べても平均収入が約半分の美容師、こんな状態で美容師を本当に目指す人材が増えるでしょうか?

美容業界が本当に危機感を持ってイノベーションをしていかなければなりません。

 

そんな中、年間平均1人当たり生産性100万、客単価14,000円 技術単価9,000円 新規店販購買率90%という驚異的な数字をたたき出しているサロン様があります。

文頭にもご紹介した、福井県のLUCEさんです。

 

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何故LUCEさんがこんな数字をたたき出しているのか?

嶋川氏が冒頭に「美容師・・・師の付く仕事」

師とはその道の専門家である事!!お客様より尊敬される専門家である事!とおっしゃられていました。

この師のお話はよく耳にすると思いますが、本当に今の多くの美容師は専門家といえるのでしょうか?

その為に勉強を必死にしているのでしょうか?

 

嶋川氏のお話と体験談をお聞きしていても、髪に対して、頭皮に対して、お肌に対しての素材の向上におけるすさまじい情熱を感じました。

その情熱があるからこそ勉強し、研究し、体感し、本当にお客様に良い物(メニュー・店販)を提供出来ていると思います。

LUCEさんでは全て商材はアジュバンさんの商品を使用しているらしいのですが、商品に関しても髪・頭皮・肌に優しい物をしっかりと商品の事を理解してお客様に提案をしているそうです。

またLUCEさんでは、数年前からお客様に対して赤外線マイクロスコープを使いお客様の髪・頭皮・肌診断を全てのお客様に対して行っているそうです。

マイクロスコープを置いているサロンは多いと思いますが、新規・既存、全てのお客様に毎回マイクロスコープを使って診断を行っているところはないと思います。

マイクロスコープにほこりがかぶっているところもあるぐらいだと思います。

先程あった師の話にも通じますが、医師の場合は必ず診断や検査を行って症状を確認し治療方法を決定するはずです。

 

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美容師の場合は目に見えるエビデンス(根拠)もなく触っただけで傷んでますね?

じゃあトリートメントをやっておきましょう・・・という感じではないでしょうか?

髪にも頭皮にも肌にも、毛髄があり水分量があり、頭皮も表皮があり真皮があり皮下組織があり等々・・・・ダメージ毛でもレベルがあり、お客様一人ひとりのライフスタイルの違いがあり、色んな事が考えられるのではないでしょうか?

そういった事をきっちりとエビデンスデータを持ち、お客様にカウンセリングと処方が出来る美容師はいてるのでしょうか?

 

今は情報過多の時代です。

お客様も色んな情報を持っています。

そういった中、正しい知識をお客様に解りやすく説明出来るのが本当の美容師なのではないでしょうか。

LUCEさんでは、正しいカウンセリングをスタッフ全員が出来る体制をとっています。

そういった事の積み重なりが、結果(売上)に表れていると思います。

 

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今回のセミナーで私が感じた、LUCEさんの結果が出ているポイントの4つです。

  1. サロンの強み(サロンコンセプト)を明確化し、持っている
  2. スタッフ全員が強み(サロンコンセプト)に対しての共有・教育が出来ている
  3. お客様に対して強み(サロンコンセプト)を活かせる環境を作っている
  4. スタッフ全員が強み(サロンコンセプト)のPDCAを継続的に行っている

 

美容業界も色んな事を言われる方がいますが、美容師が美容師としての仕事をお客様に対してすることがきっちり出来れば、ヘアードクターといわれる社会が来るのではないでしょうか!

弊社ケイアートとしてもこの美容業界の課題に対して真剣に取り組んでいきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 


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