夏の太陽から肌を守れ!紫外線とSPF・PAの基本まとめ!

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ご無沙汰しておりました!

今年も暑い夏がやってきそうな予感がしております、大阪制作部の溝口です!

夏は夏祭りや花火大会、海やBBQなど楽しいイベント盛りだくさんですよね!

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でも、ただ楽しむだけで許されないのが夏の恐怖。

そう!!紫外線による日焼けです!!

みなさん、紫外線対策は夏からと思っていませんか?

実は、紫外線との闘いの幕はもう切って落とされているのです!

紫外線量が多いのは5月~9月の間。

5月から紫外線量が増え始め、なんと6月には真夏と同レベルの紫外線量になるのだとか!恐ろしい…

奴らと闘うには、「日焼け止め」という最大の防御壁が必要です!

そこで今回は、防ぎたい紫外線の種類と、知っておいて欲しい本当の日焼け止めの効果をご紹介致します♪

【紫外線の種類と影響】

まずは、肌に影響を及ぼす「紫外線B波」と「紫外線A波」について軽くご説明しますね。

◎紫外線A波とは?

すぐに肌が黒くなるなどはないのですが、肌の奥底まで到達し、時間をかけて肌に悪影響を及ぼすのが「紫外線A波」(UVA)です。

UVAはコラーゲンを変性させることで、シミやシワの発生に大きく関係しています。

雲や窓ガラスを通り抜けやすいという性質を持っているので、曇りの日も日当たりの良い家の中でも対策が必要です。

◎紫外線B波とは?

長時間、陽に当たることで、肌が赤くなる日やけの主な原因となるのが「紫外線B波」(UVB)です。

UVBはエネルギーが強く、肌表面の細胞を傷つけたり、炎症を起こすので、皮膚ガンやシミの原因になります。

ただし波長が短い為、日傘や帽子を被るなど、極力直射日光に当たらないようにすることである程度防ぐことができます。

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結局どちらの紫外線も肌に悪影響を及ぼし、老化の原因となるのです。

では、そんな憎き紫外線に対抗できる、日焼け止めの役割をご説明しましょう!

 

【日焼け止めの効果】

◎そもそもSPFってなに?

SPFとはSun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略で紫外線防御指数とも言います。難しい。

こちらは紫外線B波の防止効果を表す指標です。

紫外線を浴びて肌が赤くなるまでの時間を、どれだけ長く出来るかを表したものです。

簡単に言うと、肌が20分で赤くなる人がSPF30の日焼け止めを利用した場合、20分×30倍 = 600分。

すなわち約10時間程度の日焼け止めの効果が期待できるということですね!

現在の日本では、SPFの上限は50+となっています。

しかし、実際にはSPFが30以上の製品は、効果がほぼ同じだそうです!

じゃあなぜSPF50があるの?という疑問が出てきますが、先程説明したようにSPFは時間を長引かせてくれるもの!

なので、こまめに塗り直せない人や、川や海で遊ぶ場合にはやはりSPF50が最適だそうです。

また、SPF値が上がれば肌への負担も大きくなるようなので、シーン毎に使い分けることが大事ですね!

◎PAはなんの役割を示しているの?

PAとはProtection Grade of UVA(プロテクション グレイド オブ UVA)の略でUV-A防御指数とも言います。やはり難しい。

こちらは紫外線A波の防止効果を表す指標です。

SPFは肌が赤くなる原因のを防ぐのに対して、PAは肌が黒くなる原因を防ぎます。

PAは、肌の奥底にある真皮にまで達し、シワやたるみの原因を作るUVAをどの程度防止することができるかを示した値です。

UVAをブロックするPA値は、4段階の+(プラス)で段階分けがされるようになりました。

PA+の意味は「効果がある」という意味で、色素沈着を起こす時間を2~4倍に伸ばす効果を持っているといわれます。

PA++は「かなり効果がある」

PA+++は「非常に効果がある」

PA++++「極めて高い効果がある」

になります。とりあえず全てにおいて効果があることがわかりますね。

将来のしみやシワを予防したい方にはこちらが重要な数値となりますね。ふむふむ。

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ただ、いくら「SPF」と「PA」の値が高いものを選んで使ったとしても塗る量が少ないと効果は下がり ます。

日焼け止めはケチらず使うことが重要ですね。

【日焼け止めの塗り方POINT】

①手に出すのではなく、直接肌に日焼け止めを乗せます(手に一度出して伸ばすと、手に吸収されてしまうからです)

②すり込むのは肌を痛めるのでNG!手でプレスしながら優しく塗ります。

③2~3時間おきにこまめに塗りなおしましょう。(いくら数値が高くても、汗などで流れてしまうからです)

④日焼け止めの効果が発揮されるのは、塗ってから30分後からなので外出の前に塗りましょう。

ちなみに、よほど外に出られる方なら別ですが、普段の生活の範囲ならSPF15~25、PA+か++で十分です!

いかがでしたでしょうか?

これからの夏を色白肌で過ごすためにも、しっかりと紫外線対策を行うことをオススメします!

以上、年中小麦肌の溝口がお送りしました(・ω・)ノ


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